もう五月。受験は三年生の最初からスタートしているとは、よく聞く話ですが、何をしていいかわからないという人がほとんどでしょう。特に塾に通ったことがなかったり、今まで部活一本でやってきた人には何から始めたらいいかわからないと思います。
なのでまずは受験で勝つために必要なもの三点をご紹介します。
戦略
まず1点目が戦略です。
言い換えれば一か月や一週間、一日の勉強をする予定やこの時期に何に重きを置いて勉強するかということです。ここで間違った選択肢を選んで予定を計画すると勝てる確率がグッと下がるので注意してください。
それを回避し正しい選択肢を選び取るために失敗例をいくつか紹介します。
失敗例1 赤本、過去問に手を出す
これは、自分の実力を図るために一度だけ使用するなら問題はないです。
ただ、毎日演習の代わりに過去問を解くという行為はやめましょう。
この時期は基礎固めに徹してください。中学も高校もこの時期は期末テストの時期なので、学校の勉強をしつつ、内申点を稼ぎましょう。それと平行移動で英語なら文法、単語、文章の構造把握、数学なら、1学年、2学年の計算から始めましょう。
仮に内申点が良ければ、推薦という形で楽に次の駒を進めるので、この時期は、まだ過去問演習に尽力しないこと。
失敗例2 たくさんの参考書を買う
受験になるといくつもの参考書を買い込み、どれもこれも手付かずという状況になると思います。
なので何冊も欲しい場合は1冊の参考書を最低3回はこなし、その内容が人に教えられるレベルに達したら、2冊目を買いましょう。
特に点数や内申が上がらない人が陥る問題なので自分がそういうタイプなら注意が必要です。
このように受験の準備の段階の失敗例を上げさせてもらったが、あくまでこれは、戦略を組むうえで、前哨戦に過ぎない。最も大事なのはこの先の予定をいかにして組むかということである。
ここでは受験に勝つために必要な行動を載せるので、具体的プランを見たい場合は次の回で説明しよう。
継続
そして二つ目はその予定をいかに継続し、習慣にできるかにかかっている。
予定を立てても、継続できないのならば意味がないからである。
だが、こんな経験はないだろうか。一番最初、予定を決めた日はやる気に満ち溢れ、8時間余裕に勉強できたが、二日目、三日目と続いていくとモチベーションが徐々に減っていき最終的には、やらないという状況に陥ったことが・・・。
誰しにもあると思うので、これを打破する方法は一つ。
やらざるを得ない状況に自分自身を持っていく仕組みを作り出すことだ。
例えば、学校にいれば、図書館という環境を用いて勉強するとか
例えば、家にいれば、家族のいる前で30分勉強すると宣言してから勉強するとか
例えば、友達と遊ぶ場所に集合するまでの道のりで行き帰り勉強するなどの方法がある。
このように仕組みを形成し、自分自身のやる気を半強制的に勉強にもっていいきましょう。
余裕
最後は余裕が必要である。
これは戦略と継続の繰り返しによって生まれてくるので、いかにこの二つを反復して行えるかによって、本番に余裕を持っていけるか、持っていけないかが決まる。
完璧にすべてをできる人間は、いないが、本番での余裕を作り出す準備なら、今ならまだ間に合うはずである。
なので、この3つをまずは、知っておいてほしい。
そしてぜひ行動に移してください。
コメント