今さら聞けない!    中学3年生のための公民勉強法入門

勉強

今始めなければ間に合わない科目=公民

中学三年生から主に始まる単元が公民です。

地理や歴史のように何度も復習する機会がない科目でもあります。

だから、どれだけ効率的に勉強をしていけるかが勝負の分かれ目になってくるので、気を引き締めていきましょう。

☆この記事レベル☆

手軽さ            ★★★★★(5.0)
難しさ            ★    (1.0)
情報量の多さ            ★★★★ (4.0)

勉強法

社会は暗記科目です。しかし地理、歴史、公民で最短で勉強する方法は各分野で違ってきます。

なので今回は細かく公民の勉強法をお教えします。

①一問一答

ほかの地理や歴史とは違い、ありのままの一問一答で解けるのは公民だけです。

地理や歴史は自分が持っている知識を応用する傾向が高いです。

一方で、公民は聞かれていることを知っていれば点数に反映されることが多く、ここが一番の得点源にしなくてはいけません。

ゆえに一問一答毎日10分でもいいので、進めていきましょう。

全体把握なら、下記の教科書がオススメで、学校の教科書をより詳しくしたものになります。

また期末テストや受験の本試験にでやすいものをピックアップして載せているので、時間を効率的に使うことができます。

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②条文の暗記

公民はほかの単元とは違い、憲法などの条文暗記が必須科目になります。

期末テストなどでは、条文が資料問題として出てくる傾向にあり、受験においても知っておくべき知識として出てくるので、早めの暗記を必要とします。

③計算方法暗記:需要曲線と供給曲線の意味、交わる部分の数字 選挙におけるドント式

できない人から得点源を失うのが計算問題

次に計算問題です。ただし使うのは四則演算のどれかにあたるので、計算自体は簡単です。

あとはやり方を知っているかが問題です。

今回選挙のドント式を例に挙げてみます。

か党き党く党け党
120115116110
98957898
56336485
議席数3議席数1議席数0議席数1

このような表があり何をするかというと比例代表制の当選者を決めます。

やり方は下記のとおりです。

1.議席数を確認する。→今回は5人です。
2.上の横の行から÷1、÷2、÷3をしていく。
3.得票数が多い人から当選していきます。

このようなやり方で解きます。練習を重ねてどんな問題が出てきても対応できるようにしましょう。

④記述の暗記

逃げ出さずやり遂げよう!

地理は、図やグラフなどを読み取ったうえで、記述する問題が多いが、公民は違います。

公民は、ある制度や仕組みについて覚えておき、それをそのまま書けば点数をもらえる問題が多くあります。

例えば、衆議院の優越がある理由や小選挙区制のメリットとデメリット、累進課税とはなんであるか、などです。

これらには教科書にそれぞれ理由や制度の説明があるので、丸暗記すれば問題ないです。

ちょっと一問一問が長いですが、あきらめずに、これも受験に合格するためのことだと思い頑張りましょう。

テクニック

◎後ろからやる:前半が完璧な人を多く見かけます。しかし勉強の世界では、前半が強い人ほど、受験で落ちる人とも言われています。

それはなぜか?理由は簡単です。

前にあるものは受験には出にくいからです。むしろ歴史なら真ん中に位置する(飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町)の時代を出したり、地理でいえば世界で鉄鉱石や石炭を多く産出している国などを聞きます。

なぜなら、ここまで覚えているかを聞いたほうが差が出るのです。

前の内容はみんな覚えているため、差が出にくいです。

一方後ろの内容は、覚えているものが少ないので、差が出やすく、合格者と不合格者を分けることができるのです。

だからこそ、後ろのものから勉強しましょう!

1.地理 日本地理から
2.歴史 戦後や明治時代から
3.公民 国際社会や金融経済

これらのものか手を付け始めましょう!

知らなければならないこと

学校は一年間で公民の全単元を終わらせる予定なので、2月に試験がある私たちは間に合わなくなってしまいます。

そのため早めに始めることが必要不可欠です。つまりこの5月から始めましょう。

自ら始めることができなければ、塾に通うことをお勧めします。

個別塾と集団塾のメリット(左)、デメリット(右)です。

個別塾あなたの実力に見合ったレベルを勉強進行スピードは遅くなりがち
集団塾進行スピードが早く、学校の先取りがしやすい環境集団のトップに合わせた授業

どちらがいいというわけではなく、自分に合った環境を決めて、入りましょう。

これから大変な時期になりますが、気を引き締めて頑張っていきましょう。

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