はじめに
公民の勉強はいつから始めるべきでしょうか。
その答えは、今からです。ただし最初からやれば、ばてることはわかっているので、私たちは最後からやっていきましょう。
学校の授業では、入試直前に内容が終わることがほとんどです。
だから、あえて最後からやっていきましょう。
四大公害病
まず一番初めに出る単元がこの公害病。
そもそも公害病とは産業開発が原因で、空気が汚れて、のどに炎症を起こしたり、水が汚くなった状態で水を口に含んだりした結果、引き起こされた病気のことです。
その中から四大公害病が一番出現頻度が多めです。
特に公害名、場所、原因この三つさえ押さえれば問題はないので覚えちゃいましょう。
公害病名 | 新潟水俣病 | 四日市ぜんそく | イタイイタイ病 | 熊本水俣病 |
場所 | 新潟県 | 三重県 | 富山県 | 熊本県 |
原因 | 水質汚濁 | 大気汚染 | 水質汚濁 | 水質汚濁 |
語呂 | 二ミス | 余のセミ大きい | いと汚い | くみ上げた水 |
確認クイズ
覚えた知識が身になっているかを確認してね。
できましたか?全然できなくても大丈夫です。
しっかり復習して再度チャレンジしましょう。
公害に対する防止策
公害が世の中に広がると世の中の批判が高まり、1967年に公害対策基本法が出ます。
そのあと公害問題や自然保護の名目で1971年に環境庁が設置されます。
公害防止の努力の甲斐あって公害は沈静化されました。
しかし、今度は騒音や排気ガス、ゴミなど日常に潜む公害が出てきたのです。
そこで国は新たに1993年に環境基本法を設置しました。
ポイント!!!~ごみ問題~
ゴミは資源を無駄にしていることにとどまらず、地球温暖化を進行させている要因です。
したがって、ゴミを増加させている要因を根っこから断ち切らなければならないのです。
そこで必要なのが、3R=リデュース(減らす)・リユース(再使用)・リサイクル(再利用)
そしてこれを円のように循環させる社会つまり循環型社会を目指すため、循環型社会形成推進基本法も作りました。
確認クイズ
都立で聞かれるのは、戦後以降の年号暗記スキル。
ここをできないままにして受験に臨むのは負け戦なのでしっかり覚えていきましょう。
1967年 公害対策基本法 語呂 行くの無理な後退
1971年 環境庁 語呂 いくのないない環境庁
1993年 環境基本法 語呂 いくぞ!グミ!歓喜!
今日もお疲れ様でした。
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